桜が満開のころを過ぎ、そろそろ散り始めましたね。
桜を見ると思いだすのが、前の職場の桜の景色です。
敷地内のいろんなところに桜の木があり、
まだ寒い時期に木全体がほんのりピンク色になっているときも、
つぼみがやっと見えてきたときも、
一輪、二輪と咲き始めたときも、
満開になったときも、
桜吹雪のときも、
いつも、子どもたちと一緒にお散歩途中にみていました。
ときにはその下で給食を食べたり、お絵かきをしたりもしました。
まずは大人が行きたくてそのコースを選ぶんですが、
一緒になって
「うわーっ!」
と見上げる子が一人でもいると、選んでよかった♪と思ったものです。
木の下で存分に桜吹雪にまみれるなんて子もいましたし、
花びらを持って帰って砂のケーキに飾る子もいました。
そんなお散歩から子どもたちが得ていくものって、目にはみえない
宝物なんですよね。
でもそれを「ただ歩いてるだけ」としてしまうと、得られるものも得られなく
なってしまうんです。
大人がどんな意識をもって子どもの体験を選択するか。
それこそ、プロの腕のみせどころです!
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